クライアント賞、ふたつ、いただきました。
わたしね、
自分のPRタイムが終わった瞬間、
結果なんてどうでもいいと思いました。
後を向いてスタンバイ、
前奏が始まって、目を閉じて、息をつく。
歌い始めて前を向いてからは、
なんにも考えてなかったよ。
あんなに無心で歌ったの、初めて。
歌の途中で拍手なんてもらったの、初めて。
3曲目の前で泣きそうになりました。
あんなに心をこめてお辞儀したのも、初めて。
それくらい、
最っ高の舞台だったの。
歌って踊れたらそれでいい。
その言葉に、嘘はなかったの。
これまで応援してくださったみなさんのおかげで、
わたしはこんなに最っ高の舞台に立てました。
あの5分間、
感動した!鳥肌たった!
そう言ってくれる人がいるだけで、幸せです。
ほんとうにほんとうにありがとう。
わたしを最っ高の舞台に立たせてくれて。
今でも思い出しただけで、涙が出るほどよ。
きっと、
周りの人は何か言うでしょう。
でも、気にしません。
本当はもっと悔しがるべきなのかな?
自分の力の足りなさに残念がるべきなのかな?
ごめんなさいなんて、言わないよ。
わたしがこんなに大満足の舞台に立てたんだもの!
不思議なくらい清々しい気分です。
(満足しすぎて、スピーチで名前とお礼言い忘れたのは秘密!
楽屋に帰ってから、あれ?ってなりましたとさ(笑))
ね、わたし強くなったでしょう?
ぜんぶぜんぶ、
みんなのおかげ。
ひとりひとりに伝えたいことがたくさんあるけど、
ここには書ききれないからね、
言葉にならないからね、
ふたことだけ。
ありがとう、だいすき。
中右遥
シンデレラの魔法は解けたけど、
人魚にみんなが足をくれたから、
今日からは自分で歩いていくね。
今日よりも最っ高の舞台に立てる日を夢見て。